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ホームページ作成に必要なスキルまとめ

実は地味に専門知識が必要になる「ホームページ作成」。ホームページ作成に必要なスキルや、どれくらいのスキルを得ることで、転職や就職で戦力になるかをまとめました。

公開日: 2022.3.11

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ホームページは何で出来ている?

一言にホームページと言っても、種類やコンテンツのまとめ管理の仕方などで、作成方法は様々です。

しかし、ベースとなるホームページの技術は、

  1. HTML
  2. CSS

という二つのWeb用のドキュメント言語で構成されています。

HTMLとは?

HTMLは「HyperText Markup Language」の略で、Webブラウザなどのアプリで解読が出来る文法で書かれたドキュメントファイルです。全てのホームページはこのHTMLで書かれています。

逆に言えば、HTMLさえ書ければホームページの「ページ」を作成することが出来ます。

CSSとは?

CSSは「Cascading Style Sheets」の略で、HTMLファイルに色や形などの装飾を施すための設定ファイルです。HTMLだけだと文字が並んだだけの簡素なページになってしまいますが、CSSで装飾をすることで、ページの表現がグッと高まります。

CSSなしでもホームページ自体は公開できますが、現在ではCSSなしで構成されたホームページというのはほぼありません。

ホームページ作成スキルを得るために必要なのは「パソコン」だけ

一般的にはあまり知られていませんが、ホームページを作成するために必要なものは「パソコン」だけです。パソコンは、WindowsでもmacOSでも構いませんし、場合によってはスマホやタブレットでもホームページは作成できます。

ほとんどのOSには「ブラウザ」と「テキストエディタ」が標準装備されているので、その二つがあればホームページは作成可能です。

テキストエディタでHTMLやCSSでホームページのファイルを作成し、ブラウザを使ってチェックをする。チェックが終わったら、契約したレンタルサーバーにページファイルをアップロードすれば、ホームページの公開は完了です。

専門職としてホームページ作成を請け負うのであれば、画像編集ソフトや専用エディタなどがあったほうが「高速に」「効率的に」作業ができますが、初心者はまずはブラウザとテキストエディタだけで作成しても問題ありません。

ホームページ作成に必要なスキル「HTML」と「CSS」を学ぶ方法

HTMLとCSSは別の種類のファイルで文法も異なりますが、一緒に学ぶことがスキルを身につける近道です。

まずは、HTMLの文法とどんな要素があるのかを学び、少しでも文法を理解できたらCSSで装飾をしてみる。それだけでも少しずつHTMLとCSSを理解できます。

HTMLの文法を学ぶ

HTMLの文法は、

  1. 要素で挟む
  2. 入れ子にする

というシンプルなので、意外とすぐに覚えられますが、HTMLで使える要素と特性を理解するにはやや時間がかかります。

HTMLの構造を理解するのは下記のページがオススメです。

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HTMLの要素の種類と区分については、下記のページがオススメです。

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CSSの文法を学ぶ

HTMLの学習のパートで少し出てきていますが、HTML要素に対して「id」や「class」で装飾指定するのがCSSです。

CSSが何をしているかは、こちらのページで学ぶことが出来ます。

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やや文章が専門的になってしまいますが、より高度な装飾をする場合には、下記のページも参考にすると良いでしょう。

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どこまで「HTML」と「CSS」を理解できたら良い?

シンプルで、プログラミング系の言語の中では比較的簡単に習得できるHTMLとCSSですが、実はしっかりと意味と使い方を覚えるのは時間がかかります。

さらに、HTML、CSSともに、日々進化していて、新しい要素やプロパティもどんどん増えていくので、アップデート情報の収集も大事です。

どこまで「HTML」と「CSS」を理解出来ていたら、転職や就職の際に「ホームページを作成スキルを持っている」と言えるかは難しいところですが、実際の採用現場では「作成したホームページを見せてください」と言われることがほとんどで、作成したホームページを見せれば、採用側がどれくらい技術を持っているかを推測ってくれるでしょう。

アプリやIT系の技術者であれば、HTMLやCSSや「おまけ程度のスキル」とされることが多いですが、小さな企業のEC部署や広報部署でホームページの更新をする程度なら、十分な通用するスキルとなります。

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