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ITエンジニアにはどんな職種がある?

ITエンジニアにはどんな職種があるのかを解説します。

公開日: 2022.3.11

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ITエンジニアの主な職種

ITエンジニアの職種の切り分けは、企業やチームによって大きく異なるため、これといった正解がない職種でもあります。

厳密に役割を分けることもあれば、一人のエンジニアがいろんな部分を担うこともあります。

しかし、ITエンジニアを大きく分ける3つの分類に分けられます。

  1. チームやプロジェクトをまとめる
  2. 実際にプログラムを書く
  3. テストや保守をする

「管理する」ITエンジニア

サービスやアプリの開発を行う際は、規模が大きくなる(予算、人数、工期など)ほど工数計算や工期の管理が重要になります。

そうしたプロジェクトやチームを管理するITエンジニアには、

  1. プロジェクト・マネージャー
  2. ITコンサルタント

などがあります。

「プログラムを書く」ITエンジニア

「プログラムを書く」という業務を行うITエンジニアは、

  1. バックエンド・エンジニア
  2. フロントエンド・エンジニア

という二つに分けられます。

意味合いとしては、ユーザーから見える部分を担う「フロントエンド」と、ユーザーが見えないサーバーやネットワークといった部分を担う「バックエンド」という分け方になります。

これらを総合して「システムエンジニア」もしくは「プログラマー」と呼ぶこともあります。

プロジェクトの中でも細かく役割を割り振る場合、

  1. データベース・エンジニア
  2. ネットワーク・エンジニア
  3. インフラ・エンジニア
  4. セキュリティ・エンジニア

という形で細かく担当を分けることもあります。逆に、これらをひとまとめにして「バックエンド・エンジニア」や「サーバー・エンジニア」と呼ぶケースもあります。

「テストや保守をする」ITエンジニア

人間が作る以上、完璧なものはないのがITの世界。そしてそんなITの世界で影ながらプロジェクトを支えるのが「テストや保守をする」ITエンジニアです。

具体的には、

  1. テスト・エンジニア
  2. サポート・エンジニア

などがこれらにあたります。

テスト・エンジニアは出来上がってきたプログラムに対して、テストケースを元にバグを探すという役割が、サポート・エンジニアにはユーザーから上がった不満やバグを早期発見、早期解決するという役割があります。

規模が小さい場合は、フロントエンド・エンジニアやバックエンド・エンジニアが担当することもあります。

どの職種をやるかは、現場次第

このように、役割ごとに様々な呼び名があるITエンジニアですが、実際には入社する会社や担当するチームによって役割は異なります。

フロントエンドからバックエンドまで全部やるようなプロジェクトもあれば、しっかりと担当が分けられる場合もありますし、プロジェクトマネージャーがいないで、チームリーダーがクライアントの仕様に合わせて進行させていくケースもあるでしょう。

また、各プログラム一つをとっても、人工知能などの新しい分野にチャレンジする「研究・開発」などの基幹研究分野の場合と、実際にユーザーが使うアプリをなどを開発する「製品分野」の場合では、各プログラムの内容も全く異なります。

ITエンジニアの現場で大事なのは、「適材適所」と「効率」です。もし、ITエンジニアを目指すのであれば、形に拘らず、自分が磨きたいスキルを高めていって、そのスキルを効率よく使ってもらえる現場を選ぶのがベストと言えます。